成人看護学実習、慢性期領域にて消化器内科病棟
私は成人看護学実習、慢性期領域にて消化器内科病棟に行きました。そこで受け持たせていただいたのは、膵臓癌末期で予後週単位の女性でした。本人には病名未告知であったこともあり、患者さんへの関わり方について実習前から悩んでいました。実際にお会いすると、腹水もたまり大変苦しそうな患者さんでした。毎日、清拭と陰部洗浄などのケアやリラクゼーション目的での足浴やホットパックを行いました。日が経つにつれ、患者さんは「誰かとお話したかった」と口を開き、だんだんと入院するまでにやっていた事や好きなことを話してくださいました。好きな食べ物を聞いた時、指導看護師さんや主治医に許可を取り、旦那様に買ってきて頂いて、病室で召し上がって頂きました。その時に、今まで見た事のないような優しい笑顔で、「おいしい、ありがとう」と言ってくださいました。
患者さんは、病院という非日常的な空間で御家族の面会があっても孤独感を感じていることが多いです。そんな時に、私たち看護学生はケアを通して、人となりを知り、負担にならないように配慮しながら寄り添うことが大切であると学びました。
実習は辛いこともありますが、学ぶこともたくさんあります!
頑張ってください!
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イイね!コメント
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匿名
2020年01月23日13時37分
実習って、日頃だったら、かかわらないような病気の人、若い人や老人、こども、赤ちゃんにもであえるから、おもしろいのかも。
それと、ありがとうってやっぱり素敵なことば。
よんでいて、とても情景がおもいうかぶことができて、あったまるお話でした。きっとすてきな看護師になりそうなきがします。
おたがいガンバ。
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